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ドラえもんガチ勢が選ぶ「面白い歴代ドラ映画ランキング」ベスト10

SF

1年延期していた「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の公開を記念して歴代ドラえもん映画全40作品がAmazonプライムビデオで期間限定で配信開始されました。そこで誠に勝手ながらドラえもんガチ勢の私が、歴代映画の中からベスト10を選ばせて頂きました。

ちなみに今回公開される映画の原作である「のび太の宇宙小戦争(旧作)」は、ガチで選んだのでこのベスト10の中に入っていません(笑)。「のび太の宇宙小戦争」もとっても面白い作品です。映画になるとジャイアンがかっこよくなるのは有名ですが、歴代映画の中でスネ夫が一番かっこいいのがこの映画なのです。また名曲「少年期」もこの「のび太の宇宙小戦争」で聴けます。それなのになぜベスト10に入っていないのか…。それはドラ映画が面白い作品ばかりだからです。たぶん「のび太の宇宙小戦争」は11位くらいかなぁ…(笑)。

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第10位 のび太の太陽王伝説 2000年

のび太が同じ顔の異国の王子と入れ替わるというお話です。2人の性格や暮らしている環境のギャップや対比などが楽しい傑作です。

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あらすじ

ドラえもんのひみつ道具「タイムホール」の故障で、のび太の部屋と古代のマヤナ国が繋がってしまう。そのマヤナ国でのび太は、自分と瓜二つのティオ王子に出会う。ティオ王子は、のび太の世界に興味を持ち入れ替わってほしいと頼むのだった。そして2人の入れ替わり生活が始まる。

感想

黒人と白人のバディ物とか、若者と老人の交流とかそれぞれの良さを出せる対比物って面白い作品ばかりのイメージがあります。藤子・F・不二雄先生がご存命だったら、いつかこのようなストーリーを作ったんじゃないかなと思ったりします。また、エンディング曲の「この星のどこかで」が素晴らしい。感情を揺さぶられる名曲です。この曲を聴くと、なんだか泣きそうになります。

第9位 のび太とブリキの迷宮(ラビリンス)1993年

他のドラ映画と比べて、不思議な空気感が漂う作品です。この映画の主題歌を、あの島崎和歌子さんが歌っています。たぶん言われないと気付かないと思います(笑)。

「のび太とブリキの迷宮」を見る

あらすじ

酔っ払ったのび太のパパ「のび助」がブリキンホテルという謎のホテルを予約。これにのび太は大喜び。しかしそれがパパの夢だった可能性が浮上する。のび太が落胆していると、翌日玄関に見知らぬトランクが置かれていた。トランクから出現した門を抜けるのび太。門の先はブリキンホテルの建つブリキン島だった。

感想

ネタバレを含む感想
歴代ドラ映画で、おそらく1番ドラえもんが出てこない映画なんじゃないかなと思います。いつも隣にいるドラえもんが居ないという不安感がとてもハラハラしました。ドラえもんが復活してからの安心感といったら…もう…。個人的なお気に入りポイントは「荷物用荷物」というなんの意味があるかわからないひみつ道具です(笑)。

第8位 のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)2013年

新ドラえもんのオリジナルストーリーの中では、この作品が1番面白いじゃないかなと思います。一貫して楽しい雰囲気で、ドラえもん愛にあふれた、見ているだけで幸せな気持ちになれる作品です。

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あらすじ

ドラえもんが昼寝中に「怪盗DX」によって首の鈴を盗まれた。ドラえもんは大慌て。のび太がひみつ道具「シャーロック・ホームズセット」で鈴の行方を調査した所、未来の博物館「ひみつ道具博物館(ミュージアム)」にその鈴があることが判明する。

感想

ネタバレを含む感想
勧善懲悪ばかりじゃないのもドラえもん映画の魅力だと思います。久しぶりに悪い敵が出てこない作品が見れたので、とても嬉しかったです。エンディング曲のパフュームの歌「未来のミュージアム」も作品にとても合っていて、ドラえもん映画の中でも特に老若男女が楽しめる作品ではないでしょうか。

第7位 のび太と雲の王国 1992年

環境問題をエンタメとして描いてくれるのもドラえもんならではという感じがします。この作品を見る前に「のび太と緑の巨人伝」を見ると、さらに本作を楽しめますよ。この映画の主題歌、武田鉄矢さんが歌う「雲がゆくのは…」は、同じ武田鉄矢さんが歌う「少年期」に並ぶ名曲だと思います。

「のび太と雲の王国」を見る

あらすじ

天上世界に憧れるのび太。そんなのび太にドラえもんは自分たちで雲の上に天国(理想の王国)を作ろうと提案する。そして2人はひみつ道具の雲固めガス、雲を平らにする雲ローラー、雲人形などを使い「雲の王国」を作っていく。

のび太と緑の巨人伝

この作品はひみつ道具の「植物自動化液」で動けるようになった苗木「キー坊」をのび太が弟のように可愛がるお話です。この映画を見てから「のび太と雲の王国」を見ると、さらに楽しめると思いますよ。

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感想

ネタバレを含む感想
この映画、今見るととてもシリアスですよね。交渉の材料として「雲戻しガス」を使うあたり、現在の核爆弾のようです。ロシアとウクライナの情勢など現在の危機的状況下で見るとさらに刺さるものがあります。この作品を見ると子供の時の自分があんなにいい子だったのは、ドラえもんが好きだったからに違いないと思わせてくれます。

第6位 のび太の恐竜 1980/2006年

2回泣ける名作の中の名作です。旧作とリメイクの2作品があります。個人的にはリメイクの方が私は好きです。新ドラえもんの記念すべき1作目なので、アニメーターの気合が作品からにじみ出ています。そして俳優の船越英一郎さんの悪役がはまり役で是非見てもらいたい。ちなみにこの作品は、藤子・F・不二雄先生が「野生のエルザ」というライオンを野生に返すお話を見て思い付いたそうです。そしてスティーヴン・スピルバーグ監督は、この「のび太の恐竜」を見て「E.T.」を作りました。すごい数珠繋ぎですよね…。

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あらすじ

スネ夫に恐竜の爪の化石を自慢されたのび太は、悔しさから「恐竜の化石を丸ごと見つける」と断言してしまう。その後、偶然にも首長竜の卵の化石を発掘したのび太は、タイムふろしきを使って卵の孵化に成功。産まれたフタバスズキリュウの子供をピー助と名づけて育てるが…。

感想

ネタバレを含む感想
タイムマシンの空間移動機能が壊れたが、時間移動機能は無事なので、北アメリカとアジアの陸続きだった北回りルートで日本を目指すという展開。ホントにタイムマシンに乗った経験があるじゃないかと思わされるリアリティーですよね。藤子・F・不二雄先生の発想力には、とても驚かされます。

第5位 のび太の魔界大冒険 1984/2007年

旧作とリメイクの2作品があります。リメイクの方は当時、ドラ映画初の女性監督(寺本幸代さん)というのも話題になりました。個人的には旧作の方が私は好みです。旧作の主題歌は「風のマジカル」。なんと小泉今日子さんが歌っています。

「のび太の魔界大冒険(旧)」を見る
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あらすじ

「チンカラホイ」。魔法が使えたらなぁ~と空想するのび太。ふと、ひみつ道具「もしもボックス」の存在を思い出したのび太は、道具を使い「もしも、魔法の世界になったら」と喋る。するとのび太の世界が魔法の世界に変わった。

感想

ネタバレを含む感想
なんといっても「メジューサ」。ドラ映画屈指のトラウマシーンじゃないでしょうか。ドラえもんとのび太の石の伏線。ドラミちゃんが現れて、一瞬終わりかなと思わせる演出など、印象的な場面が多い映画です。

第4位 のび太と鉄人兵団 1986/2011年

旧作とリメイクの2作品があります。歴代リメイクの中で旧作との変更点が1番大きい作品が「のび太と鉄人兵団」だと思います。旧作、リメイクどちらにもそれぞれの良さがあります。旧作はしずかちゃんが主人公。リメイクはのび太としずかちゃんのダブル主人公という感じがします。

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あらすじ

のび太は北極で巨大なロボットの足と、謎の発信機を偶然見つける。のび太はそれらを自宅に持ち帰ると、発信機によってロボットのパーツが次々と送られてきた。のび太はドラえもんと協力して、その謎のロボットを組み立て始めるのだった。

感想

ネタバレを含む感想
リルルは歴代ドラ映画史上1番人気のゲストキャラクターなんじゃないかと思います。リルルの成長する過程は、涙なくしては見られません。リメイク版はアクションシーンに定評のある寺本幸代監督なので迫力があります。

第3位 のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記 1997年

本作は前作との繋がりが少しあるので、前作「のび太と銀河超特急」を見てから見るとさらに楽しめると思いますよ。この作品の執筆中に藤子・F・不二雄先生は亡くなられました。最初は藤子先生。最後は藤子先生のメモを見てアシスタントたちが完成させたのが本作です。

「のび太のねじ巻き都市冒険記」を見る

あらすじ

いつものようにジャイアンとスネ夫に「牧場を持っている」と嘘をついてしまったのび太。そんな時にドラえもんが22世紀から、福引の小惑星引換券(ハズレ券)を沢山持って帰ってくる。その引換券を調べてみると小さな岩塊のクズ星ばかりだったが、最後に調べた星はなぜか大自然広がる美しい星だった。のび太たちは、そこにぬいぐるみたちの町「ねじ巻き都市」を作ることにする。

感想

ネタバレを含む感想
のび太、熊虎鬼五郎、種まく者という3つ巴の戦いは、非常に面白かったです。種まく者が最後に言った「君たちのチカラで解決するんだ」という言葉。今見ると藤子先生の言葉のように感じられて考え深いです。最後の矢沢永吉さんの歌「Love is you」もいいですよね。

第2位 のび太と銀河超特急 1996年

この映画だけBGMが独特で、全編に渡りメンデルスゾーンの「妖精の行進」や「夏の夜の夢」などのクラシック音楽を多用しており、銀河の壮大さを演出してくれています。

「のび太と銀河超特急」を見る

あらすじ

3日間行方不明のドラえもん。心配するのび太の前に、突如ドラえもんが帰ってくる。ドラえもんは3日間かけて22世紀で大人気の銀河ミステリー列車の切符を購入していたのだ。2人は早速切符を使い、話題のミステリー列車に乗り込むのだった。

感想

ネタバレを含む感想
西部の星、忍者の星、メルヘンの星、恐竜の星と色んな星が出てきて、子供心にとてもワクワクしたのを覚えています。この映画に出てくるヤドリという敵が歴代屈指の厄介さで、ハラハラさせられました。エンディングの海援隊が歌う「私のなかの銀河」は聴いているとジーンとします。

第1位 のび太の日本誕生 1989/2016年

旧作とリメイクの2作品があります。どちらもとっても面白いですが、どちらかと言えば旧作の方が私は好きです。旧作は藤子・F・不二雄先生が亡くなられた時に追悼番組として流れたのを覚えています。

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あらすじ

叱られてばかりののび太は家出を決意。だが家で先が、どこもかしこも誰かの土地で失敗に終わる。そこにジャイアン、しずか、スネ夫、そしてドラえもんまで合流。結局全員家出してしまう。途方に暮れる5人は、まだ誰のものでもない太古の日本へ「史上最大の家出」に出発するのだった。

感想

ネタバレを含む感想
家出から、まさかの日本誕生に繋がるそのスケールのデカさ。F先生天才すぎる。あの土偶の怖さが刷り込まれているので、どちらかと言えば旧作の方が私は好みです。あと追悼で流れた映画というのも幼心に深く残っています。

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