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1962年人種を越えた友情ロードムービー『グリーンブック』

ドラマ

実話を元にした映画。第91回アカデミー賞の「助演男優賞」、「脚本賞」、そしてグランプリである「作品賞」を受賞しました。

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あらすじ

舞台は1962年のアメリカ。天才黒人ピアニストの「ドクター」は、黒人差別が色濃いアメリカ南部へのコンサートツアーを計画していた。そこで白羽の矢が立ったのは気性は荒いが問題解決能力に長ける白人の「トニー」だった。トニーはグリーンブックを片手に、ドクターの運転手として南部を横断する8週間の旅にでる。

解説

時代背景

1962年のアメリカ南部には「ジム・クロウ法」と呼ばれる人種差別的州法がありました。内容は黒人は白人のトイレを使えない、白人のレストランで食事ができない、白人の宿泊施設に泊まれないなど黒人の行動を制限する物でした。ひどい内容ですよね…。

グリーンブックってなに?

「ジム・クロウ法」によって黒人には色々と制限がありました。そのため、旅をするには「グリーンブック」というガイドブックが必要だったのです。グリーンブックには、黒人が使えるレストラン、宿泊施設、給油所などが書かれていました。

↓ココからはネタバレを含むので映画を観てから読んでね。

感想(ネタバレあり)

黒人と白人のデコボコバディものっていいですよね。しかもロードムービーという贅沢さ。この映画、脚本の教科書のようによくできた脚本でした。

トニーのネクタイが最初はガサツな結び方だったのに、話が進むと綺麗な結び方になったり、ドクターが理不尽に対して我慢でやり過ごしていたのが、物語終盤では食事できないのはおかしいと我慢せず抗議するようになったり、他にもヒスイ石や銃や警官と至る所にフリ(変化前)とオチ(変化後)が散りばめられてるんですよね。最後のトニーの奥さんが手紙の内容をドクターが考えていたのを知ってたという終わり方もオシャレでよかったです。

映画の中で トニーが「世の中って複雑だよな」というのですが「ホントだよな…」と妙に共感しちゃいました。私も同級生に、頼んでもないのに「ジュースおごってあげる」と言われて楽しみにしていたら、おごってもらえなかったという理不尽を経験したことがあります。まぁ、頼んでないからいいんですけどね。頼んでないから…。世の中って複雑だよなぁ…。

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