『GANTZ:O』の「O」は「大阪」という意味です。この作品は奥浩哉(おくひろや)さんの漫画「GANTZ」で1番人気のエピソード「大阪編」をフルCGアニメ化した作品になります。原作の中の1エピソードを原作のことを1ミリも知らない人にもわかるように再構成して作られています。非常にうまく1本の映画にまとめられているので驚きました。これ1本で「GANTZ」の世界にどっぷり浸かれますよ。原作者も太鼓判の1作です。
『GANTZ:O』のあらすじ
高校生の加藤勝は地下鉄での事件で命を落とした。しかし黒い謎の球体“GANTZ”は、加藤をはじめ死んだはずの人間らを呼び出すと、“星人”と呼ばれる異形の敵との戦いを強いる。戦いの舞台は、大阪・道頓堀。そこは妖怪型の星人軍団であふれかり、阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた。生きて帰るには、凶悪な星人軍団をすべて倒すしかない。次々と仲間たちが散っていく中、加藤は、たったひとりの家族である弟のもとへ還るため、壮絶な戦いに挑む……!
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『GANTZ:O』がリアルな理由
今回の映画は「デジタル・フロンティア」という映像制作会社が作っています。「モーションキャプチャ」という技術を使い、俳優の動き、そして表情までも取り込みCGに反映させています。だからリアルなんですね。↑の映像は「モーションキャプチャ」の撮影風景。
こっちもおすすめ『いぬやしき(実写版)』
ちなみに同じ原作者の作品『いぬやしき』もおすすめです。とんねるずの木梨憲武さん、佐藤健さんのダブル主演で作られた実写映画です。日本版スーパーマンともいえるSF作品です。
『いぬやしき』のあらすじ
定年を間近に迎える冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎(木梨憲武)は会社や家族から疎外された日々を送っていたが。ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け、深い虚無感に襲われる。その晩、突如墜落事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は、人間を遥かに超越する力を手に入れることに。一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神皓(佐藤健)は、手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。自分の意思に背く人々をただただ傷つけていく獅子神と、獅子神によって傷つけられた人々を救い続ける犬屋敷。人間の本質は善なのか、それとも悪なのか…?強大な力を手に入れた2人が、いま、それぞれの想いで動き出す―。
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