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まるで実写版「童夢」。超能力SFホラー「イノセンツ」。考察あり

まるで実写版「童夢」。超能力SFホラー「イノセンツ」。考察あり SF

ノルウェー発の超能力SFホラー映画。
とにかく細かい演出が素晴らしいです。
今までなかったような怖さをを味わえます。
大友克洋先生の「童夢」が好きなら楽しめる作品。
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映画のあらすじ

ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった4人の子供たちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で、新しい力を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめるのだった。

引用元:Amazonプライム・ビデオ

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考察ありのネタバレ感想

「イノセンツ」は、演出が素晴らしいですね。
まずミミズやアリなどを使い、子供の残虐性をさりげなく刷り込んでいます。
仲良さげな姉妹を登場させて、それを羨ましそうに見る主人公イーダ。
イーダとアナの関係性がわかります。
そして子供たちの遊びの中で、超能力を段階的にお客さんに伝えていきます。

この演出の巧みさで、終止不穏で、常にドキドキしながら視聴していました。
何をしでかすかわからない子供というのが、余計に怖さを生み出していたと思います。
大人では出せない怖さですよね。

最後、ベンを倒すシーン。
超能力者は、あの4人以外にもいて、子供たち全員でベンを倒すという展開も予想外で好きです。
そして大人たちは誰も気づいていない。
オシャレなオチですよね。

ラストシーンの謎を考察

ラストシーン、アナが落書きボードの手を止める所で話が終わります。
意味深なラストです。
このオチ、どういう意味だったのか調べたのですが、1番しっくり来た解釈がありました。

アナに取って、落書きボードというのは、コミュニケーションツールです。
そのコミュニケーションツールである、落書きボードを使うのを止めた。
つまり、もう落書きボードは必要ない。
なぜなら主人公であるイーダと心が通じたから。
という解釈が私の中で1番しっくり来ました。

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